
(ほんごう たくや)
株式会社SAC Technologies 代表取締役
システムトレードとAPI連携サービスの専門家。システムトレードソフトウェア「iTRADE」の運営に携わり、個人投資家向けの自動売買システムを支援。三菱UFJ eスマート証券の信用ロボアドの運営にも関与し、APIを活用した取引サービスの企画・展開を主導。
執筆者: 本郷卓也|株式会社SAC Technologies 代表取締役| プロフィール詳細
(システムトレードソフトウェア「iTRADE」の運営に携わり、株トレンド指数を用いた分析を担当。)
日経平均株価は7/15の6万8752円から7/17には6万4141円まで、2営業日で4,610円(-6.7%)の急落となりました。
株トレンド指数で見ても、底値指数が直近2ヶ月で最大の急上昇を見せました。ただしその後は2日連続で反発しており、最悪期は過ぎた可能性がある一方、反発の裏付けとしてはまだ力不足な状況です。
この記事は、独自の株トレンド指数を用いた分析レポートの一部です。すべての予測実績検証は過去の分析レポート一覧からご覧いただけます。
そこで今回も相場の動きを数値で見える化した「株トレンド指数」をもとに、今週の株式市場の動向や、来週の日経平均株価と株式市場全体の見通しについて分析します。
2日で6.7%の急落、株トレンド指数が示す全体像
こちらをご覧ください。こちらは直近2週間の日経平均株価と株トレンド指数の状況です(株トレンド指数の算出ロジックと運用実績はこちら)。

株トレンド指数は、以下のような3つの指数で構成されています(この他にプロフェッショナル版限定の上位指数もあります)。
・天井指数|相場全体の上昇トレンドが終焉する傾向を示す(目安:「170」付近)
・底値指数|相場全体が底値に近づき適正株価まで回復する傾向を示す(目安:「220~420」付近)
・押し目買い指数|押し目買い戦略が機能しやすい傾向を示す(目安:「30」に近い水準)
>>株トレンド指数の算出ロジックと運用実績はこちら
上に戻る力はまだ出ていない
上昇トレンド中の銘柄動向を示す天井指数は、7/15の28から7/23には19まで低水準で推移しており、上に戻る勢いを示す動きは出ていません。
底値指数は急落直後に急上昇、その後は落ち着きを見せる
一方、逆張り候補となる銘柄動向を示す底値指数は、7/16の28から急落した7/17には63まで急上昇し、直近2ヶ月で最も高い水準になりました。その後は27→21と落ち着きを見せています。ただし押し目買い指数は7/23時点で0にとどまっており、明確な反発の裏付けが出ているとまでは言えない状況です。
【来週の予想レンジ】日経平均株価は6万8000円~下値:6万4500円
急落直後のピークからは落ち着きを見せていますが、反発の裏付けが強いとは言えない状況です。この状況をふまえて、来週の日経平均株価のレンジを予測すると、以下の範囲を推移すると分析します。
▼来週の日経平均株価の予想レンジ
6万8000円~下値:6万4500円
あくまで目安であり、絶対的な予測ではありません。7/17の安値(6万4141円)を明確に割り込むかどうかが、下値を試す動きが再燃するかの分かれ目になりそうです。
まとめ:急落の最悪期は過ぎたか、反発の確証はこれから
日経平均は7/15から7/17にかけて2営業日で6.7%の急落となり、株トレンド指数の底値指数も直近2ヶ月で最大級の反応を見せました。その後2日連続で反発し、落ち着きを見せ始めていますが、押し目買い指数はまだ低水準で、来週も7/17の安値を割り込まずに踏みとどまれるかが焦点になりそうです。
この記事は、独自の株トレンド指数を用いた分析レポートの一部です。すべての予測実績検証は過去の分析レポート一覧からご覧いただけます。
▼ご注意▼
※1.こちらの分析結果はあくまでも日本株市場全体の傾向をもとにした内容です。個別株の動向と必ずしも一致するわけではありません。あくまでも市場全体の動向として、ご参考くださいませ。
※2.本記事は2026/7/23(木)時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。データや分析内容については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
当記事は、特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、情報提供を目的としています。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。当記事によって生じた損害等について、当社は一切の責任を負いかねます。


