執筆者: 本郷卓也|株式会社SAC Technologies 代表取締役| プロフィール詳細
(システムトレードソフトウェア「iTRADE」の運営に携わり、株トレンド指数を用いた分析を担当。)
日経平均株価は8/3に6万3754円まで下押しした後、8/13には6万8308円まで回復しました。
安値圏から10営業日足らずで7%超の切り返しとなり、戻りの勢いが目立つ展開となっています。
株トレンド指数で見ても、上昇トレンド銘柄の増加傾向が続いている一方、押し目を拾う動きはほぼ収束しています。安値圏で見られた逆張りの好機はすでに過ぎ去った可能性があります。
この記事は、独自の株トレンド指数を用いた分析レポートの一部です。すべての予測実績検証は過去の分析レポート一覧からご覧いただけます。
そこで今回も相場の動きを数値で見える化した「株トレンド指数」をもとに、今週の株式市場の動向や、来週の日経平均株価と株式市場全体の見通しについて分析します。
安値圏から一転、6万8000円台まで戻した日経平均株価
こちらをご覧ください。こちらは直近2週間の日経平均株価と株トレンド指数の状況です(株トレンド指数の算出ロジックと運用実績はこちら)。

株トレンド指数は、以下のような3つの指数で構成されています(この他にプロフェッショナル版限定の上位指数もあります)。
・天井指数|相場全体の上昇トレンドが終焉する傾向を示す(目安:「170」付近)
・底値指数|相場全体が底値に近づき適正株価まで回復する傾向を示す(目安:「220~420」付近)
・押し目買い指数|押し目買い戦略が機能しやすい傾向を示す(目安:「30」に近い水準)
>>株トレンド指数の算出ロジックと運用実績はこちら
上昇トレンド銘柄は着実に増加
上昇トレンド中の銘柄動向を示す天井指数は、8/3の8から8/13には47まで上昇しました。日経平均の切り返しとあわせて、上昇トレンド入りする銘柄が着実に増えていることを示しています。ただし目安(170付近)にはまだ遠く、過熱には至っていません。
押し目を拾う動きはほぼ収束
一方、逆張り候補となる銘柄動向を示す底値指数は、8/3の30から8/13には3まで低下しています。日経平均が安値圏を離れたことで、押し目候補となる銘柄自体が減った形です。
押し目買い指数も8/13時点で1と低水準にとどまっており、安値圏で見られた押し目を拾う動きは一巡し、指数の上ではすでに戻りきった状態です。
【来週の予想レンジ】日経平均株価は6万9500円~下値:6万6000円
このように今週の株式市場は、上昇トレンド銘柄の増加という支援材料がある一方、押し目を拾う動きがほぼ収束するなど、戻りをどこまで伸ばせるかを試す局面に入っています。この状況をふまえて、来週の日経平均株価のレンジを予測すると、以下の範囲を推移すると分析します。
▼来週の日経平均株価の予想レンジ
6万9500円~下値:6万6000円
あくまで目安であり、絶対的な予測ではありません。指数の状況が変わり次第、見方も更新していきます。
まとめ:戻りをどこまで伸ばせるかが来週の焦点
日経平均は8/3の安値6万3754円から8/13にかけて6万8000円台まで戻し、上昇トレンド銘柄も着実に増えています。一方で押し目を拾う動きはほぼ収束しており、来週はこの戻りの勢いをどこまで維持できるかが焦点になりそうです。
この記事は、独自の株トレンド指数を用いた分析レポートの一部です。すべての予測実績検証は過去の分析レポート一覧からご覧いただけます。
▼ご注意▼
※1.こちらの分析結果はあくまでも日本株市場全体の傾向をもとにした内容です。個別株の動向と必ずしも一致するわけではありません。あくまでも市場全体の動向として、ご参考くださいませ。
※2.本記事は2026/8/13(木)時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。データや分析内容については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。
当記事は、特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、情報提供を目的としています。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。当記事によって生じた損害等について、当社は一切の責任を負いかねます。


